必読!男性看護師も美容を意識する時代です。男性看護師が気を付ける身だしなみ6選!

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KYらぼ
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男性看護師は、女性患者だけでなく、周囲の同僚看護師(女性)にも気を遣いながら働いていませんか?

清潔操作が必要な場面でも、見た目が不潔ではれば周りからはどうみられるでしょうか?

清潔感のある男性看護師であれば、患者さんからすれば「頼れる感じでいい人」という印象を持ってもらえます。

今の時代、仕事ができるだけではなく、見た目も清潔感があり、できる男性看護師を目指す方が自分の自身にも繋がります。

仕事の能力を身に付けるには時間と経験が必要になりますが、清潔感を身に付けるのはすぐにできます。

この記事を読んで明日から清潔感のある男性看護師を目指しましょう!

医療機関における看護師が身だしなみを整える理由

  • 医療従事者としての安全確保
  • 患者さんに安心感を与え、信頼関係を構築するため
  • 職場の雰囲気づくり

看護師が気を付けるべき身だしなみ3選

清潔感

医療現場に限らず、身だしなみで最も重要視されるのが清潔感です。

第三者の目から見て清潔であるかを常に意識するようにしましょう。

特に医療現場では、衛生的であることも重要です。

指先やヘアスタイルなど綺麗に整っている事も大切です。

機能性

看護師の身だしなみにおいて、機能性は業務を円滑に進めるために重要です。

緊急時の医療現場では、俊敏に動けるように動きやすさも求められます。

業務をスムーズに行い、患者さんに安心感を与えるためにも機能性を重要視しましょう。

調和

身だしなみにおいて調和とはTPOに合わせた身なりを整えることを指します。

(TPOとは、時や場所、場合によって服装や言葉遣いなどの使い分けという意味です。)

医療現場では、常に衛生的で安心感のある身だしなみが求められます。

看護師であるべき姿を考えて正しい身だしなみを心掛けましょう。

これらが医療機関で働く人、特に看護師に共通して求められる身だしなみになります。

これに加えて男性看護師は、さらに気をつけなければならない事があります。

男性看護師が気を付ける身だしなみ6選

肥満

肥満とは体重が多いだけではなく、体脂肪が過剰に蓄積した状態をいいます。

内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満に分けられますが、内臓脂肪型肥満タイプの方が生活習慣病のリスクが高くなります。

肥満度判定にBMI(Body Mass Index)=体重÷身長(m)2乗と計算されます。

ただし、筋トレブームでマッチョの方はBMIが高く出る場合もあります。

しかし、この場合、見た目は肥満ではないので間違わないようにしましょう。

肥満=太っている

肥満状態だと何か処置をしている時に妙に汗をかいてしまい、患者さんに不快な思いをさせます。

狭い所で作業をしないといけない場合、その場所に入れない。

緊急時に俊敏に動けないなど、男性看護師としてよい印象を持ってもらえない場合が多いです。

たまに、包容力があると思ってもらえることもありますが・・・

やはり見た目は重要ですので、動ける男性看護師でいるために、体重管理には注意をしましょう。

肌荒れ

看護師は、患者さんに接する場面が多く、患者さんとの距離も近くなることが多いです。

そのため、見た目の肌の不健康な状態は患者さんにとっていい印象を与えません。

特に露出部分の多い、顔や腕のスキンケアは必要不可欠です。

男性に多い皮膚のトラブル

ニキビ跡のクレーター

大人ニキビができる原因として、ニキビは脂腺性毛包(しせんせいもうほう)と呼ばれる毛穴でできます。皮脂量が多く角化しやすい場所です。

健康な毛穴は開放した状態のため、毛穴の中に皮脂が溜まらず排出されますが、毛穴の出口が閉じて中に皮脂が溜まり、その毛穴の中でニキビ菌(ざ瘡桿菌)が増殖し、炎症を起こすことでニキビとなります。

すとれす、睡眠不足、偏った食生活などからくるホルモンバランスの乱れが皮脂過多の減となります。

角化(ターンオーバー)とは、

表皮の一番内側の基底層では、細胞分裂によって毎日新しい角化細胞(ケラチノサイト)が生まれています。

角化細胞は、あとから分裂する細胞に徐々に押し上げられて角層に達し、角層細胞に変化します。

表皮のこの働きを角化(ターンオーバー)といい、基底層から新しい角化細胞が生まれ剥がれ落ちるまで、約4週間以上の周期で繰り返されています。

ぽっかりあいた状態の開き毛穴

角栓が詰まる事によって毛穴が押し広げられ、毛穴がそのままぽっかりあいた状態の事です。

これも皮脂の過剰分泌によって皮脂の出口の毛穴が大きく広がる事が原因で起こりますが、肌の油分と水分のバランスを整えると改善します。

角化細胞(ターンオーバー)の乱れ

ターンオーバーは上記に記載していますが、30歳以降にターンオーバーが長くなるのは、加齢により基底層で生み出される新しい細胞の数が減っていくからです。

細胞そのものも元気がなくなるので、角層まで28日でたどり着けなくなります。

新しい細胞が上に上がっていく事で肌が生まれ変わっていきますが、押し上げる力が弱まる事で、2週間で剥がれ落ちていた古い細胞が、角層に長く留まってしまう事になります。

結果、角層に古い細胞が留まる期間が長くなり角質が分厚くなります。

すると毛穴つまりが起こります。

さらに、角層細胞がめくれていると光が乱反射してしまい、くすんだ肌に見えてしまいます。

薄毛

薄毛とは、頭髪の量が減って地肌が見えてしまう状態です。

本数は変わらないまま毛が細くなる場合と抜け落ちて本数そのものが減ってしまう場合があります。

そもそも、薄毛は患者さん目線というよりは、自分自身が最も気にしているポイントではないかと思います。

特に若い時からケアをしていると年を重ねてからも長く髪の毛が多くある状態で過ごすことができるので、怪しいと感じたら早めのヘアケアをお勧めします。

薄毛の4つの原因

血液循環不良

髪の毛は、髪の毛の毛乳頭にある毛細血管から栄養が補給されて成長します。血流が減少する事で、十分な栄養が行き届かないで髪の毛の成長が鈍り、抜けやすくなります。

男性ホルモン

遺伝的に男性ホルモンに影響される感受性を持つ人にみられる現象で、男性ホルモンの影響で、毛乳頭細胞の分裂が抑制されると考えられています。

脂漏

皮脂が異常分泌されると毛穴が詰ったり、皮膚に炎症が起きたりなど髪の毛の成長を阻害させます。

頭皮緊張

成長などにより、頭皮が突っ張って頭蓋骨と頭皮の間の血管を圧迫する事により、血流が悪くなって毛乳頭細胞の活動が低下する

これらの4つの内の一つが原因とは限らず、複数が原因で薄毛に影響を与えていると考えられます。

髭をファッションの一部として扱っている男性も一定数いるかと思います。

私も看護師となって3~4年目の時になんとなく髭を生やしてみましたが、患者さんにない方がいいと言われたことがあり、それ以降、髭を生やすことは止めました。

綺麗に整えられた髭を肯定的に捉えてもらえる場面もあるかと思いますが、医療の現場においては、患者さんやその家族などに不快な印象を与えてしまう場合が多いためリスクとなります。

忙しくなるとつい剃り忘れることもありますが、意識して手入れを行い、不快感を与えないようにしましょう。

男性の手や爪がきれいだと清潔感を感じるという女性は多いです。

ビジネスシーンでもペンを持つ手や名刺交換の際に指先は意外とチェックされています。

爪が汚い=仕事ができない、周りに気が遣えないと判断されやすいです。

患者さんに直接触れる事の多い我々看護師は、爪を常に清潔に保っておくことが必要です。

長く伸びた爪は、時には患者さんを傷つけてしまう可能性があるため注意が必要です。

長さとしては、手のひら側から指先を見たときに爪が出ていない長さが望ましいです。

体臭

第1位 足の臭い

看護師の臭いで最も困るのが足の臭いです。

ただでさえ汗をかきやすい業務の上、ナースシューズは蒸れやすいのが特徴です。

男性の場合は、さらに注意が必要です。

最近では、クロックスなど通気性のシューズを認めてくれる医療機関も多いですが、ナースシューズが決められている場合は、こまめな臭い対策が必要です。

足の臭いの原因は細菌によるものです。元々、足の裏にある常在菌や皮脂、汗などの汚れを分解して臭いを発生させます。

更に、足の裏には汗腺が集中しているため、汗をかきやすい上、靴や靴下で汗が蒸発しにくくなってしまいます。

対策としては、

  1. 足の裏をウェットシートで拭く
  2. 靴下を履く前に足専用の制汗剤をつける
  3. 5本指の靴下を履く
  4. 靴の中で足があまり動かないサイズの靴にする

4つ目に関しては、靴の中で足が動きやすいオーバーサイズの靴だと靴の中で足、靴下、靴の内部が靴の中で擦れ合い臭いを発しやすいです。

第2位 口臭

看護師は、業務中になかなか水分を摂る事が難しい状況が多いです。

そのため、休憩前や終業間際では口腔内が乾燥して口臭が強くなりやすいです。

申送り時には注意が必要です。

言うまでもありませんが、ニンニク料理など食べるタイミングにも注意しましょう。

食後のマウスウォッシュや歯磨き、夜勤時には唾液分泌量が低下するため、こまめな水分補給を行いましょう。

第3位 汗の臭い

看護師は、ハードワークのため汗をかくことが多いです。

特に汗をかきやすく、汗がこもりやすい脇の下の臭いには十分なケアが必要です。

制汗剤や脇汗パッドのようなアイテムの使用はもちろん、通気性のいいインナーを着たりするように心がけましょう。

まとめ

男性看護師の身だしなみ6選を紹介しました。

  • 肥満
  • 肌荒れ
  • 薄毛
  • 体臭

医療現場で働く立場の私たちの第一印象は、患者さんにとってとても重要な役割を果たします。

見た目が汚らしい男性看護師に様々な介助をされたいと思う患者さんはいないと思います。

逆に、見た目に清潔感があるだけで信頼感や安心感を持ってもらえてしまう職業でもあります。

医療現場で働く一人として、常に清潔感を意識した男性看護師でいたいものです。

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